このページでは金子みすゞさんの
本日の詩をご紹介しています。
「きょうのみすゞさんの詩は・・・」
「お寝着」です。
八時打ちます、
お時計が、
おねまき着せます。
おかあさま。
白い、白い、おねまきを、
着て寢りや、
白い夢ばかり。
お花のついた晝のベベ、
着て寢りや、
お花になれように。
蝶々のついた外出着(よそゆき)を
着て寢りや、
蝶々になれように。
だけども母さま
着せるから、
だまつて着ませう
白ねまき。
(お寢着:金子みすゞ)
『金子みすゞ全集』
(JULA出版局)より
女の子はフリフリのピンクが好き。
でも大人は清潔という理由から、
なんの飾りもない白いものを選びます。
みすゞさんはいつも女の子の代弁者です。
鈴木 澪
花のついたの着てる日は
心の中は花ざかり。
「いいこときいたなァー」。
男は何を来たらいいいい?
大西 進
このページは Cookie(クッキー)を利用しています。
このサイトでは快適な閲覧のために Cookie を使用しています。Cookie の使用に同意いただける場合は、「同意します」をクリックしてください。詳細については Cookie ポリシーをご確認ください。 詳細は こちら