このページでは金子みすゞさんの
本日の詩をご紹介しています。
「きょうのみすゞさんの詩は・・・」
「山と空」です。
もしもお山が硝子だつたら、
私も東京が見られませうに。
──お汽車で
行つた、
兄さんのやうに。
もしもお空が硝子だつたら、
私も神さまが見られませうに。
──天使に
なつた
妹のやうに。
(山と空:金子みすゞ)
『金子みすゞ全集』
(JULA出版局)より
みすゞさんには妹はいなかったと思いますが、
でもこの詩のこの部分には妹が使われると
グンと良くなっていると思います。
鈴木 澪
今「山」のうたをうたっています。
もし丹沢がガラスなら
山のすそまで富士山がみられます。
(一番よく見える日だって頭の白いところだけ)
大西 進
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