このページでは金子みすゞさんの

本日の詩をご紹介しています。

 

「きょうのみすゞさんの詩は・・・」

 

「噴水の亀」です。

 

お宮の池の噴水は 

 

水を噴かなくなりました。

 

水を噴かない亀の子は

 

空をみあげてさびしさう。

 

濁つた池の水の上

 

落葉がそつと散りました。

 

(噴水の亀:金子みすゞ)

 

『金子みすゞ全集』

(JULA出版局)より

 

 

さびしそうな亀の子のいる池の水面に、

 

みすゞさんは落葉を散らしてあげる

 

という優しさを忘れないのです。

 

これで亀はいくらか心が癒されるのでしょう。

 

鈴木 澪 

 

 

連続して作品をみるとき、

 

「山いくつ」からここまで光と色が

 

いっぱいですね。

 

にごった水に秋の美しい色した落葉が

 

「水の上にも織るにしき」ですね。

 

くらしに中に美しい色をみているみすゞさん、

 

まるで絵かきさんのよう。 

 

大西 進 

 

 

 

  

 明日もぜひ見て下さいね。

(更新は午前中の予定)