このページでは金子みすゞさんの
本日の詩をご紹介しています。
「きょうのみすゞさんの詩は・・・」
「秋日和」です。
お天氣、お天氣、
川辺の梢で、
もずきち高啼く。
乾いた、乾いた、
苅田の刈稲、
榎の掛稲。
續くよ、續くよ、
むかうの街道を
稲積んだ車が。
お天氣、お天氣、
啼け啼けもずきち、
底なしお空で。
(秋日和:金子みすゞ)
『金子みすゞ全集』
(JULA出版局)より
リズミカルな言葉が心地良いですね。
秋の風景の中に、
もずの声が高く響いて聞こえてきます。
天気の良い秋はゆったりとした
気持ちにさせてくれます。
鈴木 澪
春にヒバリが空高く見えないほど高く、
声だけが春の野に。
秋にはもずが鳴く、ヒバリのように空高くとは、
うっかり気づきませんでした。
今度の秋に出会いたいなアー、
街では無理だから、
秩父か群馬で稲刈が終ったころ、いきたいなア。
地球温暖化でズレてないかな。
大西 進
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