このページでは金子みすゞさんの
本日の詩をご紹介しています。
「きょうのみすゞさんの詩は・・・」
「夏越まつり」です。
ぽつかりと
ふうせん、
瓦斯(ガス)の灯が映るよ。
影燈籠の
人どほり、
氷屋の聲が沁みるよ。
しらじらと
天の川、
夏越祭の夜更けよ。
辻を曲れば
ふうせん、
星ぞらに暗いよ。
(夏越まつり:金子みすゞ)
『金子みすゞ全集』
(JULA出版局)より
みすゞさんの詩は作曲する人のために
書かれているのではないかと思うことがあります。
この詩もそんな気のするものの一つです。
言葉数が合っていてリズミカル。
鈴木 澪
ふうせんが登場です。
空へむかって上るふうせんがほしくてほしくて。
でも高くてなかなか買ってもらえなかった。
自分の口でプーとふくらまし、
手で高く上げてあそんだ。
ふくらませるといろんな「え」がかいてあった。
ふうせんはゴムでも紙でも
夢があった。なつかしいな。
大西 進
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