このページでは金子みすゞさんの

本日の詩をご紹介しています。

 

「きょうのみすゞさんの詩は・・・」

 

「金米糖の夢」です。

 

金米糖は

 

夢みてた。

 

春の田舎の

 

お菓子屋の

 

硝子のびんで

 

夢みてた。

 

硝子の舟で

 

海越えて

 

海のあなたの

 

大ぞらの

 

お星になつた

 

夢みてた。

 

 

(金米糖の夢:金子みすゞ)

 

『金子みすゞ全集』

(JULA出版局)より

 

 

かわいい金米糖の夢は、

 

その形そのままにお星様になった

 

というお話し。

 

金米糖は人間が作ったもの。

 

そして人間は神様が作ったもの(?)

 

とすると金米糖も人間も同じようなもの。

 

すなわち、みんな仲間だっていうこと。

 

夢はみんなが見ています。

 

その夢に向かって、

 

みんなが輝いて生きて行ける

 

世の中であって欲しい思います。

 

鈴木 澪

 

 

星型のなつかしいおかし、

 

夢をみつづけるみすゞさんは、

 

地上にあるすべてのものも

 

夢をみている、と思ってしまいます。

 

ほんとうにみているのでしょう。

 

地上のすべてになりかわって

 

夢をみたら一生かかっても

 

見切れません。

 

大西 進 

 

 

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