このページでは金子みすゞさんの

本日の詩をご紹介しています。

 

「きょうのみすゞさんの詩は・・・」

 

「かるた」です。

 お炬燵(こた)の上に、

 

お蜜柑(みかん)積んで、

 

お祖母様、眼鏡、

 

キラ、キラ、キラリよ。

 

疊のうへにや、

 

かるたが散つて、

 

ちひちやいお頭(つむ)、

 

ひい、ふう、みいつよ。

 

硝子のそとは、

 

しづかな暗夜、

 

ときどき霰が、

 

パラ、パラ、パラリよ。

 

(かるた:金子みすゞ)

『金子みすゞ全集』(JULA出版局)より

 

冬の風物詩、こたつとみかん……。

そして、おばあ様がいて、

ちっちゃな子どもがいて、かるたがあって、

何ともノスタルジックな

お正月風景がキチンと歌に仕上っていて、

思わずメロディーが口をついて出てきそう。

日本に生まれ、日本人に生まれての

幸せ感がつのります。

やはり冬は雪があってこそですね。

北海道生まれの私は雪が大好きです。

それこそ零下20度位の寒さでも平気でした。

つららが美しく輝き、雪を踏んで歩くと

心地良かった想い出があります。

雪のない東京の生活に慣れると、

その便利さ快適さに負けて

北海道の雪の良さを忘れかけている

私がいます。(反省)

 

鈴木 澪

 

正月のあそびは、すごろく、かるた、

こままわし、はねつき、たこあげ、

など勝ってよろこび負けて涙でしたね。

正月から負けて涙の正月も今は昔ばなし。

私は、漢詩で出来ている「詩がるた」

あそびがなつかしい思い出。

読み札と取り札が同じなので、

とり合いは激しかったな。

みすゞさんは「いるはがるた」でしょう。

どんな文字が書かれていたか

想像しながら作曲したことを思い出しています。

「花よりだんご~」声が聞こえてきそうです。

 

大西 進

 

  

 

明日もぜひ見て下さいね。

(更新は午前中の予定)